このワークショップは、「私たちは何者か」を共に言語化したいチームのためのものです。
新しい事業を始めるとき。チームを立ち上げるとき。一緒に何かを成し遂げようとしているとき。
「私たちは何のために集まったのか」「私たちが大切にしているものは何か」
その問いに、チーム全員で向き合う準備ができているなら、このワークショップは機能します。
まだその段階ではないと感じるなら、まずは「価値観の対話」から始めてみてください。一人ひとりが自分の価値観を知ることが、チームで向き合う土台になります。
ワークショップで得られるもの
このワークショップは、組織の核に触れる体験です。
「私たちは何者か」という問いに、全員で向き合う。
一人ひとりが選んだカードを並べたとき、重なりと違いが見えてきます。
重なりは、言葉にされていなかった共通の土台。
違いは、互いを補い合える可能性。
対話を通じて、組織の価値観が姿を現します。
それは誰かが決めたものではなく、既にそこにあったもの。
言葉になったとき、チームは新しい組織アイデンティティを獲得します。
ワークショッププログラム
導入
組織の価値観とは何か、なぜ言語化するのかを共有します。
個人ワーク
問い:「この組織が失ったら、もうこの組織じゃないと感じるもの」
Ictus Values® Cardから9枚を選び、3枚に絞ります。
共有
選んだカードを一人ずつ見せ、なぜ選んだか、背景やエピソードなどを語ります。
対話・合意
重なりや違いを対話しながら、組織として3枚に絞ります。
言語化
選んだ3枚をもとに、組織アイデンティティを言葉にします。
なぜ組織の価値観と向き合うのか
組織アイデンティティとは
組織は、人が集まったときに生まれます。しかし組織は、個人の総和ではありません。AさんとBさんが集まったとき、AでもBでもない何かが生じる。創発と言えます。
人間の心に階層構造があるように、組織にも階層構造があります。最も深い層には、言語化できない「存在の根源」があります。個人の場合は生まれたときから持っているもの。組織の場合は、人が集まったときに創発するもの。そこから意識が生まれ、価値観を通じて現実と接続します。
私たちはこの深い層——存在の根源から価値観まで——を「組織アイデンティティ」と呼んでいます。
組織アイデンティティは、誰かが決めるものではありません。ミッションやビジョンを掲げる前から、既にそこにある。人が集まったときに、自然と生じています。
組織における価値観とは
価値観とは、失ったらもうこの組織じゃないと感じるもの。空気のように当たり前にそこにあって、普段は意識されない。でも失ったとき、初めてその大切さに気づく。
組織の価値観は、時間にも空間にも人にも依存しません。だから共有できる。価値観が共有されると、そこに尊敬や愛情を交換できる土壌が生まれます。信念が違っても、「なぜその人がそう考えるのか」を理解できるようになる。
ルールで繋がる組織は、不確実な状況に弱い。指示がなければ動けない。経営者や責任者に負荷が集中しやすい。
価値観で繋がる組織は、指示がなくても判断できる。想定外の事態でも同じ方向を向ける。経営者や責任者がすべてを背負う必要がなくなります。
価値観・志向・信念の違い
価値観は、組織の中に静かに漂っています。エネルギーの流れはなく、時間の外にある。
志向は、組織が未来に向かって投げかけているもの。ハイデガーが「投企」と呼んだ、可能性に向かって自分を企てる動き。ビジョンやミッションは、志向を言語化したものです。
信念は、過去から持ち込まれたもの。「うちはこうだよね」と皆が思っていること。ハイデガーの「被投性」に近い。
このワークショップでは、組織の価値観を言語化します。志向でも信念でもない、時間の外にあるもの。それが組織アイデンティティの核です。
概要と価格
体験までの流れ
お申し込み
まずはワークショップお申込みからお問い合わせください。目的や課題、参加人数などをお聞かせください。
お見積りと日程調整
ご要望に合わせてプログラムを調整し、お見積りをご提示します。日程を調整し実施日を決定します。
ワークショップ当日
事前にお伺いしていた内容を踏まえて設計したプログラムを基にIctus Values® Cardを使ったワークを実施します。
フォローアップ
組織アイデンティティの言語化サポート、振り返りセッションなど(ご要望に応じて)