価値観で生きたい。自分の軸を持ちたい。「すべき」でも「したい」でもなく、本当に大切なものを知りたい。
このワークショップは、そう感じる方のためのものです。
ワークショップで得られるもの
あなたの価値観と志向
- 価値観:診断結果として可視化
- 志向:ワークで選んだカード
このワークショップは、発見の場です。
自分について知らなかったこと。これまで感じていた葛藤や違和感の正体。カードを選び、言葉にする中で、それらが姿を現します。
本当の変化は、その後に訪れることもあります。
このワークショップが目指すのは、あなたが失いたくないと感じる核を見つけ出すことです。
なぜ価値観と向き合うのか
価値観とは何か
価値観とは、空気や水、自然、生活環境、家族などのように、普段は当たり前にあなたの心にあるもの。
「すべき」という義務でも、「したい」という願望でもありません。既にあなたの中にあって、失ったら自分を許せないと感じるもの。それが価値観です。
自分でも認識できない価値観は、失う恐怖を経験して初めてわかることが多いのです。普段わからないからこそ、私たちは選択に迷い、決断できず、自分の人生を生きているのかわからなくなる時があります。
価値観が羅針盤だと言われるのはそのためです。
意識と行動の階層モデル
人間の心には階層構造があります。
最も深い層には、言語化できない「存在の根源」があります。哲学者・神学者ティリッヒが「Ground of Being(存在の根拠)」と呼んだ、生命の源泉ともいえる次元です。
そこから「意識」が生まれ、意識は「価値観」を通じて現実世界と接続します。
価値観の下には「信念」があります。「自分は○○だ」「世界は△△だ」という固定化された認識であり、セルフイメージや固定観念、偏見を含みます。これらは多くの場合、過去の環境で生き延びるために身につけた「鎧」とも言えます。
私たちの日常は、感情→思考→行動→感覚という循環ループの中で完結しています。価値観はこのループの外に位置し、ループ全体の方向性を静かに規定しています。しかし、ループの中にいる限り、価値観に意識が向くことはありません。
選択に迷うとき、決断できないとき、自分の人生を生きているのかわからなくなったとき——そうした転機においてはじめて、「自分は本当は何を大切にしていたのか」という問いが浮上するのです。
価値観と志向
価値観は、あなたの中に静かに漂っています。エネルギーの流れはなく、時間の外にある。
一方、志向(Aspiration)は、今あなたが未来に向かって投げかけているもの。ハイデガーが「投企」と呼んだ、可能性に向かって自分を企てる動き。
志向は変化します。環境が変われば、成長すれば、今必要なものが変われば、意識の向く方向も変わる。
信念もまた変化しますが、こちらは過去から来ています。自分で選ばずに投げ込まれた条件の中で、生き延びるために身につけた教訓。ハイデガーの「被投性」に近い。
価値観は、そのどちらでもありません。投げ込まれたものでも、投げかけるものでもない。ただ、あなたの中にある。
診断とワークの違い
Ictus Values® Cardで選んだものは「志向」——今あなたの意識が向いている方向。
診断結果は「価値観」——既にあなたの心にあるもの。
両者に違いがあるかもしれません。でもそれは悪いことでも、直すべきことでもありません。
それは、あなたが唯一無二の存在である証です。